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コラム2025.01.04
特別養護老人ホーム丹陽 取り組みについて Vol.1/No.2
新年あけましておめでとうございます。本年も利用者様のために尽力して参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
昨年に続き、特別養護老人ホーム丹陽の取り組みについてご紹介していきたいと思います。
「特別養護老人ホーム丹陽 取り組みについて」
「自立支援介護」編 No.2
自立支援介護では、人間が健康であるための基本といえる「水分」「栄養」「運動」「便通」の「4つの基本ケア」を大切にしています。
この基本ケアに取り組むことで、利用者の体調が整い体力や活力を取り戻した上で、個々の状況に合わせた個別ケアに良い効果を得られるようになります。
4つの基本ケアは、どれもがお互いに影響し合っているため、どれか一つが欠けたりいずれかだけをおこなったりするのでは意味がありません。それぞれのケアを丁寧におこなうことが「その人らしく元気に生きる」ことに繋がる重要なポイントとなります。
それでは、4つの基本ケアについて1つずつ詳しく見ていきましょう。まず初めに「水分ケア」についてご説明させていただきます。
(1)水分ケア:1日摂取目標 1500ml
水は人が生きるうえで必要不可欠なものです。
水分ケアでは、高齢者の水分摂取量は1日に1500mlが目安となっています。しかし、高齢、要介護状態になると体の感覚が衰え、喉の渇きを感じにくくなり、水分を積極的に摂ることが少なくなってしまいます。そして脱水など様々な病気に繋がっていきます。
利用者のなかには水分摂取を促してもなかなか摂っていただけない方に対し、嗜好飲料や水分の多いゼリーなどを提供して、こまめに水分摂取を促す取り組みをしています。
次回は、「栄養」「運動」「便通」について詳しくご説明させていただきます。